名古屋市天白区の約築30年の分譲マンションにお住まいの、T様邸の全面改修工事について紹介します。

水まわりや内装の更新・床の直貼り・和室から洋室への変更といったリフォームを実施しました。

具体的には、キッチンはI型キッチンから対面式キッチンへ変更、ユニットバスは12―16サイズから14―16サイズに拡大、またガス式の浴室暖房乾燥機を新規で設置、洗面台も900mmの物へサイズアップしました。

トイレはT様のこだわりのひとつで、ショールームまで足を運び、タンクレスの節水型の便器と壁埋め込み式の手洗いを採用。便器はパステルピンクでかわいらしく、トイレ全体が温かみのある空間になりました。

床は、既設のカラーフロアの上に木質の直貼りフロアを増貼りしました。木製建具は、全て開き戸から引き戸へ変更し、特にLDKと南洋室の境は、3本の引き込み戸で、必要に応じて部屋を仕切れるようにしました。又、収納もクローゼットの中に可動棚を設置したり、使いやすい収納になりました。

次にカラーコーディネートですが、床材・天井材・壁材はすべてホワイト一色に統一されているなかで、キッチンの扉のみRED（真っ赤）にすることで、キッチンがLDKの中でインパクトのある存在となっています。対面式キッチンと言う事もあり、T様のこだわりの色彩です。

最後に、玄関とLDKの一面に調湿に優れた内装壁材を施工したり、ピクチャーレールを各所に設置したり、防音・断熱を考慮して2重サッシを採用するなど、T様のこだわり抜いた空間が完成しました。

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